着地時のシューズと路面の角度を計測し、それに基づいて下記の3つの接地パターンに分類します。
FORE着地はつま先で、MID着地は足底全体で、HEEL着地は踵で路面に着地していることを意味します。
近年、パフォーマンスアップや障害予防の観点でFORE着地が注目されていますが、着地パターンとパフォーマンスや障害との関連には諸説があります。FORE着地が身体への負担が少なく走行効率の高い走法であるという主張もあれば、元々HEEL着地のランナーがFORE着地に変更すると身体にかかる負担が大きくなるという主張もあります。
それぞれの身体特性にあった走り方がありますので、意識的にフォームを変更する場合には、故障リスクに関わるスコア(衝撃の負担軽減度・ねじれの負担軽減度)やパフォーマンスに関わるスコア(ブレーキ効率・キック効率)が以前と比較してどう変化しているかを確認してみましょう。データを見ながら自分自身にあったフォームを見つけてみてください。